最近、自転車で道を走っていると、良い香りが…あれ?金木犀?
でも、9月に咲いて終わったよね?
でもでも、この香りは間違いなく、金木犀…
と思い、探してみると…
少し奥のほうに、金木犀の花が満開になってました。
その周りには何本か金木犀があったのですが、咲いている木と咲いていない木がありました。
???
というか、なんで今頃、また咲いてるの?
金木犀とは?
まず、金木犀(キンモクセイ)とは?
品種としては、こんな感じ。
植物名:キンモクセイ(金木犀) 学 名:Osmanthus fragrans var.aurantiacus 英 名:Fragrant orange 和 名:金木犀(きんもくせい) 科 名:モクセイ科 属 名:モクセイ属 原産地:中国
学名のOsmanthus fragrans var. aurantiacus は、
Osmanthusはモクセイ属、fragranは芳香のある、aurantiacusは橙黄色の
という意味だそうです。
開花時期は9月から10月
常緑小高木樹
銀木犀(ギンモクセイ)の変種と言われているそうですよ。
金木犀はどこから来た?
一般に、金木犀の原産は中国であると言われています。
中国では「丹桂」と言い、花を砂糖漬けにしたり、リキュールにしたりするそうですよ。
日本には、江戸時代に渡来されたと言われています。
ただ、現在、日本で生み出された品種である、という説もあり、議論されているそうですよ。
金木犀は三香木の一つ
金木犀は「三香木」と言われる香りが良いと言われる木の一つです。
三香木:金木犀、沈丁花(ジンチョウゲ)、梔子(クチナシ)
お家の生垣、道路脇、公園、記念樹、等々、さまざまなところに活用されています。
特徴は、なんと言っても、あの香り。
芳香剤にも使われているので、みんな一度は香ったことはあるはず!
でも、本当のお花の香と芳香剤はなんか違いますよね。
あの違いはなんなんでしょうね?
金木犀の植栽
日陰を好む性質があるので、半日陰のところに植えると良いとされています。
ただし、日当たりが悪いと花付きが悪くなるそう。
でも、日当たりが良すぎると葉焼けを起こすことも。
でも、基本的に丈夫で育てやすいので、庭木などにも最適とされています。
鉢植えでも楽しめるそうですよ。
なんとオールマイティー
ただし、花芽をつける時期に剪定をしてしまうと、花芽までとってしまい、花数が減ってしまったり、咲かなくなってしまうことがあるので、春から夏にかけては剪定を避けたほうが良いそうです。
金木犀は二度咲きする?
肝心の「金木犀は二度咲きするか?」なのですが、
二度咲きは、そんなに珍しいことではない
そうです。これは、案外、有名な話だそうで…
え、そうなの?
ぴよちょこは初めて気づいたんだけど!って感じなのですが・・・。
ただし、その理由はまだはっきりとはわかっていないんだそうです。
今、一番有力とされているのは、「地球温暖化」。
暖かくなると金木犀が2度咲きすることが増えてくると予測されているそうです。
その根拠が判明されるのを待つしかないですね。
実は、ぴよちょこの家にも金木犀があるんです。
何にもわかっていなかったので、金木犀さんに悪いことをしていたような気がします。
剪定時期なんて気にしてなかったから、花芽も取りまくって、咲かなかった年もあったし…
もちろん、なんで咲かないんだろうな~って思っていただけですが。
今回、いろいろ調べてみて、「きっと花芽も剪定したんだろうな」とわかったくらいです。
今度からはちゃんと時期をみて、きれいにしてあげたいと思います。
とにもかくにも、2度目の自然の芳香を楽しみましょう!
どうもありがとうございました。