御朱印めぐりって今とても注目されてますよね。
実はぴよちょこもはまってます!
ぴよちょこが御朱印めぐりをするにあたって、ふと思ったのが、
そもそも御朱印(ごしゅいん)って何だろう?
でした。
確かに、よく言葉を聞くので知っているような気持ちになって、御朱印めぐりするぞ~!と意気込んでいたけど…
御朱印っていうものを全然知らないじゃないか、と気づいてしまった…;
これはいけない!ということで、調べてみました。
御朱印とは?
御朱印とは、神社や仏閣などで、参拝したあかしとしてもらう印状のことです。
その印状は、お寺のご本尊のお名前、神社の名称、参拝した日付などが墨書きされて、そこに朱の印が押されているもの、というのが一般的。
こういうの!
あくまでも「参拝したあかし」なので、「ご利益をもらう目的ではなく、御祈祷やお祓いがなされているお札とは異なるもの」ということです。
でも、それぞれの寺社に由来のあるお名前を書いて(墨書き)していただいていていたり、霊験あらたかな朱印を押印していただいたりするので、神聖なものであることに違いはありません。
まして、ひとつひとつ手書きされるということで、唯一無二のものになります。
ありがたや。
御朱印の歴史とは?
御朱印の起源は、諸説あるらしいのですが、
もともと巡礼者がお寺で納経(寺社へ写経を納めること)をした際のあかしとして「納経印(のうきょういん)」を授与されていたものが原型だったとする説が有力だそうです。
今でも御朱印を「納経印」、御朱印帳を「納経帳」というところもあるそう。
その巡礼とは? 13世紀前半(鎌倉時代)に、日本全国66ヶ所の霊地に、法華経を奉納する「六十六部(ろくじゅうろくぶ)」という巡礼が盛んに行われていたそうです。その写経を納める際に、その証として「納経印」というのをもらっており、それが御朱印の起源(?)と言われているそうですよ。
その後、月日が経つうちに、納経がすたれ、参拝した証としては御朱印をいただく形となっていったらしいです。
昔は神仏習合もあり、お寺と神社の境界線がはっきりしていなくて、どちらでも納経できたそうなので、そのままその流れをくんで、お寺と神社で、御朱印がもらえるのだとか…。
奥深いですね。
御朱印が一般にもひろまったのは、明治以降。
明治の末には、御朱印コレクションをされていた方もいたそうです。
そんな前から、御朱印好きが!
御朱印には何が記されている?
御朱印って何が記されているか知っていますか?
調べたところ、下記の表のようなことが一般的に記されていることがわかりました。
※これはあくまで一般的に多いとされているものであり、それぞれの神社仏閣で異なります!
神社の御朱印
- 神社名:中央に墨書きされることが多い
- 神社の押し印:神社の名前が刻まれた押し印
- 奉拝(ほうはい):つつしんで拝むこと
- 社紋の押し印:神様に由来する紋の朱印
- その他の押し印:神社の特色を表している印などが多い(神紋・モチーフなど)
- 年月日:参拝した年月日
お寺の御朱印
- ご本尊やお堂の名前:中央に墨書きされることが多い
- お寺の名前:寺号や山号など
- 奉拝(ほうはい):つつしんで拝むこと
- その他の印(下記の印など)
御宝印(ごほういん):本尊を梵字で表した印
三宝印(さんぽういん):仏法僧宝の4文字を彫った印 - お寺の押し印:お寺の名前の押し印
- お参りした年月日日
- その他(お寺の宗派・札所の番号・お寺の説明など)
- 仏教において三つの根本的な理念を示す言葉を表す場合もあり
(諸行無常・諸法無我・涅槃寂静)
お寺と神社で違いもあり、ますますおもしろいですね。
御朱印の楽しみとは?
これから御朱印をいただく際に、それぞれ記されているものに注目するのも楽しいですね。
何が祀られているのか、その寺社の歴史や由来なども興味を持って、楽しめそうです。
せっかく御朱印をいただくのだから、御朱印をスタンプラリー的にするのもいいけれど、参拝した寺社の知識を増やしていくのも楽しいですね!
御朱印は参拝日を記してくれるので、後から見返したときに、わかりやすく、いろんな思い出がよみがえってくるのもうれしいですね。
これからの御朱印めぐり、楽しみです!
どうもありがとうございました。