笠間稲荷神社とは?
笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)
〒309-1611 茨城県笠間市笠間1番地
http://www.kasama.or.jp/index.html
笠間稲荷神社は、笠間焼で有名な茨城県笠間市にあります。
車だと、北関東自動車道友部ICから約15分。
電車だと、JR 水戸線笠間駅下車、徒歩約20分またはタクシーで約5分。
ぴよちょこは車で行きました。
国道355号線沿いを走っていると、看板が大きく出ているので、すぐにわかります。
駐車場は無料駐車場もあるそうなのですが、ぴよちょこはうまく見つけられず、有料駐車場に停めてしまいました。
やはり行く前に要チェックですね。
笠間稲荷神社の概要
京都の伏見、佐賀の祐徳とともに日本三大稲荷のひとつです。
胡桃下稲荷・紋三郎稲荷の名でも親しまれています。
御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)です。
「古事記」によれば、宇迦之御魂神は須佐之男命(すさのおのみこと)と神大市比売神(かむおおいちひめのかみ)の間の御子とされています。
生命の根源を司る「いのち」の根の神として、農業、工業、商業、水産業など、あらゆる殖産興業の守護神として人々の生活すべてに御神徳を授けて下さると言われています。
笠間稲荷神社の歴史
創建は社伝によれば、7世紀。
歴史のある由緒ある神社です。
8世紀にはは笠間のこの地で「古事記」や「日本書紀」に描かれています宇迦之御魂神への信仰が深く根ざしており、地域神としてお祀りされるようになりました。
とりわけ、江戸時代には歴代笠間藩主の崇敬が篤く、初代藩主の松平康重公は丹波篠山に移ってからも笠間稲荷大神さまの御分霊をお迎えし、それが今の王子山稲荷となっているそうです。
その後も歴代藩主によって、ご分霊を各地にお祀りし、崇敬され、領外の民へも広まっていったそうです。
その中、第十五代藩主の牧野貞長公はご神徳のあらかたさを感じて、京へ具申して勅許を受け、正一位稲荷大明神の神位を大神さまに賜りました。
笠間稲荷神社の境内
境内には文化財がたくさんあります。
でも、2011年に起こった東日本大震災によって、笠間稲荷神社も御本殿をはじめとして、鳥居、社務所、灯籠など甚大な被害があったそうです。
5年をかけて、復興工事が行われ、多くの修繕がなされたそうです。
大鳥居
この大鳥居も復興されたひとつだそうです。
手水舎
絵馬殿
楼門
萬世泰平門と言うそうです。重層入母屋造。
藤棚
境内の2株の藤樹は樹齢400年に及ぶそうです。
春にはそれは見事だそう。
また、内1本の八重藤は花が葡萄の実のように集合して咲く珍しい種類だとか…見てみたいです!
拝殿
御本殿
江戸時代末期。国の重要文化財。
聖徳殿
聖徳太子がお祀りされてるそうです。
また大黒天(大国主大神)、事比羅社(大物主大神)合殿にてお祀りされています。
おキツネさん
キツネはあくまで稲荷大神のお使いであって、神さまそのものではありません。
稲荷大神にとってキツネは、氏神さまの狛犬などと同じように「神使(かみのつかい)」「眷属(けんぞく)」などと呼ばれ、神さまのお使いをする霊獣だそうです。
本殿の裏に狐の群れでできた山があります。
これは人々の信仰の形を山に模した「お塚信仰」と呼ばれるものだそうです。
いろんな表情のおキツネ様たちが。
稲荷神社の狐は福狐と言われ、人々の願いを運ぶお使いとして親しまれてきたそうです。
笠間稲荷神社の御朱印
笠間稲荷神社でいただける御朱印はこちら!
ぴよちょこはこちらをいただきました。
御朱印をくださったときに、おまけをいただきました!
かわいいサイズのシールと案内。なんだかちょっとほっこりです。
笠間稲荷神社の周辺
笠間稲荷神社は仲見世通りには、名物がいっぱい。
いなり寿司やまんじゅうなど美味しそうなものがいっぱいあります。
その外れにあったのがこちら。
かさま歴史交流館井筒屋
〒309-1611 笠間市笠間987
https://www.kasamaidutsuya.com/
「旧井筒屋本館」は明治中期に建築された木造3階建ての建物で、市民に愛されきましたが、東日本大震災で被害を受けてしまったそうです。
建築当時の雰囲気を残しつつリノベーションされ、笠間の歴史や観光情報の発信、市民や観光客等の交流の地点として、「笠間歴史交流井筒屋」となったそうです。
ほか、
今回この近くでランチをいただいたのですが、とても雰囲気がよく、とても美味しかったので、ご紹介!
西洋割烹 かるにえ
〒309-1611 茨城県笠間市笠間1351
予算はランチで、2,000円ほど。
ゆっくりいただく、おしゃれなフレンチって感じですね!
味はバツグン!
食器はなんと、すべて笠間焼が使われているそうです。 おしゃれ!
雰囲気がとてもよくて、ゆっくり日常を忘れて、楽しめる時間でした。
お近くに行った際には、ぜひ!
おすすめです。
どうもありがとうございました。