鬼ゆずって何?
先日、鬼ゆずっていうものをいただきました。
写真の左の大きな「ゆず」です。(ちなみに、右が普通の「ゆず」です。)
ぴよちょこははじめて見たので、大きさにびっくり!
この鬼ゆずをくださった方曰く、
「普通のゆずよりも苦みが少ないから、ジャムとかにするなら、丸ごとでいいよ。捨てるところなし。」とのこと。「ゆずジャムを作ってみます!」と、いただきました!
鬼ゆずは「ゆず」ではない?
家に帰って調べてみると、「鬼ゆず」は別名「獅子ゆず」とも言うそうです。
見た目が獅子の顔のような形、また鬼の顔のような形からそのように呼ばれているそう。
実は、この鬼ゆず、「ゆず」とは言うものの、ゆずの仲間じゃなく、ブンタンの仲間だそう。
確かに、皮はとても厚くて、表面がデコボコ。
表皮と果肉の間にはブンタンと同じような厚く白い綿が詰まっています。
果肉も、水分が少なめ、パサパサしていて、あんまり味がないそうです。
香りもそんなに、強くありません。生食には向かないそうです。
生で食べてみたけど、ほんとうに味がなかった;
鬼ゆずは縁起物?
この鬼ゆず、飾りに用いられることも多いらしいんです。
獅子や鬼は邪悪のものを排除すると言われているため、縁起物にもされるそうです。
また、実がとても大きいことから、実入りがよくなる、千客万来という意味がある縁起物としても重宝されているそうです。
でも、飾るよりも食べたい!
「ジャムにする」と言ってもらったものの、他にも何か作れるのかなぁ、と興味本位で調べてみると、ピールとかの砂糖漬けとかピールチョコとかのレシピも…!それも、おいしそう!
でも、とりあえず、宣言どおり、ジャムジャム…
鬼ゆずジャムの材料
鬼ゆずジャムも、基本的には普通のゆずジャムと同じ作り方で良いとのこと。
但し、全部、使います!
では、いざ!
<材料>
鬼ゆず | 1個 |
グラニュー糖 | 鬼ゆずの半量 (注)ここでの半量は、下ゆで後の量の半分。 ⇒ 作り方の7.の後の量の半分です。 今回は鬼ゆずが700gだったので、350gでした。 |
水 | 400㏄(ゆずの量により要調整) |
鬼ゆずジャムの作り方(圧力鍋使用)
1.ジャムを入れるビンを熱湯をかけて消毒しておく。
消毒は大事です! ガラスビンを使う場合は、いきなり熱湯をかけると割れたり、ヒビが入ったりするので、まず、ぬるま湯で一度温めた後、熱湯消毒するのがおすすめです。
2.鬼ゆずを良く洗う。
3.縦方向に8等分に切る。
皮と果肉にわける。
4.果肉を分け、一口大にしておく。
5.皮は3㎜ほどの厚さにスライス。
6.皮を沸騰したお湯で5分ほどゆでる。
お湯を捨て、もう一度5分ほど煮る(煮こぼし!)。
※渋みをとるための、ひと手間です。
7.6をお水で良く洗って、絞る。
8.圧力鍋で、7のゆずの皮と果肉、砂糖、水を入れて、加圧。
9.ぴよちょこの圧力鍋では、3分ほど加圧しました。
10.蓋を開けれるようになったら、蓋を開けて、加熱。水分をとばしましょう。
11.1で熱湯消毒しておいたビンにいれて、できあがり!
思ったより、簡単でしたが、
思ったよりたくさんできました;
あの大きさだからこそ!
まとめ ~ ゆずは効能たっぷり、いっぱい食べよう!
鬼ゆずは栄養が豊富!
鬼ゆずには、腸内環境の改善やコレステロールの上昇を抑える効能があるペクチンという食物繊維がふくまれているので、整腸作用があるそうです。
また、表面の皮と果肉の間のワタ状の部分には、アルベドとかヘスペリジンという栄養があり、これらは血流改善や新陳代謝の促進などの効能があるそうです。
体に良さそうなので、いっぱい食べるぞ~!
これから、寒くなる冬まっしぐら!
ゆずジャムはそのまま食べてもいいし、ゆずジャムとしょうがと蜂蜜でホットドリンクもいいですね。
どうもありがとうございました!